咀嚼による唾液の重要性 肥満や鬱を改善させる可能を秘めている。
今回は唾液と咀嚼の可能性についてお話します。
唾液の効果
良く知られている効果で消化酵素が多く含まれている。
- アミラーゼ
- マルターゼ
- リパーゼ
特にリパーゼは脂肪分解をする働きがありダイエットをする上で注目すべき酵素でもあります。
パロチン
若返りホルモンであり脳機能も向上します。
脳の実行機能である海馬や前頭葉(前頭前野)、
情緒に関係した部位が肥大や復活する可能性があるとも言われています。
BDNF brain derived neurotrophic factor
脳神経成長因子 を大量に分泌される。
鬱がなぜ起こるのか?
セロトニン不足ではなくセロトニンが分泌されにくい状態になっている事が根本原因です。
BDNF が分泌されていないから神経細胞の機能が働かず
結果的にセロトニンが分泌されにくい状態になっている可能性が高い。
なぜ運動が鬱に良いとされているのか?
運動する事で脳内に大量のBDNFが分泌されてセロトニン機能が安定して結果情緒安定します。
海馬も復活する。
抑うつ抗うつ効果もある
一定のリズムで体を動かし続ける事が抑うつ抗うつ効果がある。
運動、ウォーキング 、ガムを噛むなど
噛むという動作が運動と同じ働きがある可能性があります。
メタ認知が上がる
よく噛んで味、食感などを味わう事でメタ認知の開発に繋がる可能性がある。
マインドフルネスの効果も期待でます。
結果的にメタ認知力が上がる事で反すうも減らせることが出来る。
良く噛む事で食べ物が小さくなる
唾液が分泌され消化酵素も分泌される。
その状態で胃から腸を通過し栄養の吸収効率も向上し
未消化タンパク質も大幅に減ります。
未消化タンパク質も大幅に減るこで体内の炎症因子も減り脳の炎症も軽減される。
反すう傾向も減少し鬱症状を発症しにくくなる。
咀嚼目安
一口20〜100回
特に肉類などのタンパク質を食べる時に意識したい。
よく噛まないと炎症も因子になりうる可能性がある為。
よく噛むメリットまとめ
- ダイエット効果
- 体内リズムの調整(セロトニン→メラトニン)
- 抑うつ抗うつ効果
- 未消化タンパク質の減少による脳炎症
補助資料
- タンパク質分解が弱い人は油分解する力も弱い傾向にある。
- 鬱の人は基本的に海馬が小さい傾向がある。
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