安くて、美味しい。果糖液糖という毒について。

安くて、美味しい。果糖液糖という毒について。

今回の記事は皆さんにダイエットの大敵である果糖液糖についてお話します。
あえて【毒】という表現で少し煽り気味の内容となっていますがそれほど私は控えることをお勧めするという思いも入っていますのでご了承くださいね。

 

果糖液糖とは?

原料はトウモロコシなどのでんぷんから作られる食品添加物の一部で高カロリーの甘味料で別名【異性化液糖】と呼ばれる。

 

果糖ぶどう糖液糖とぶどう糖果糖液糖の違いは??

  • 高果糖液糖 果糖の割合が90%以上
  • 果糖ぶどう糖液糖 果糖の割合が50%以上~90%未満
  • ぶどう糖果糖液糖 果糖の割合が50%未満

簡単に言うと名称の頭の物質の割合が多いという事です。

 

果糖液糖はタンパク質や脂質を一切含まず純粋な炭水化物で100gあたり276kcalと非常に高カロリーです。

 

よく含有されている食べ物

  • コーラ
  • サイダー
  • 炭酸ジュース
  • エナジードリンク

日ごろから食べ物の原料表示や製品表示を確認しましょう。

意外と多くの商品に使われている事に気づくでしょう。
また、ダイエット中であれば原料表示や製品表示を見ることは癖付けしておきましょう。

エナジードリンクは効果としてほぼ水と同じであるという研究結果もあるので集中力や眠気対策で取るのであれば断然ブラックコーヒーがオススメです。
また、果糖の量もコーラなどに匹敵するので注意が必要です。

 

果糖液糖のメリット

  • 安価
  • 後味がさっぱりしている
  • 砂糖より甘くする事ができる

 

果糖液糖のデメリット

簡単に糖質を取りすぎてしまい果糖液糖は糖質の消化吸収が早いので血糖値が上がりやすい為インスリンが多量に分泌されてしまう。

インスリンの分泌量は一生で決まっている。

その為、年を取ると太りやすくなり心臓病リスク、特に糖尿病リスクが非常に上がります。インスリンの分泌量が決まっているという事は若いうちから対策しておく事が非常に大切となってきます。

 

果糖液糖は麻薬よりも依存性が高い??

麻薬よりも依存性があると言われており、果糖液糖を取れば取るほど脳にも悪影響を与えます。これは脳内物質のドーパミンが関係しています。

また、果糖液糖は非常に安価で作ることができる為、食品加工メーカーも注目しています。日本では水とジュースの価格が同じくらいですね。

安価で依存性があるもの=会社が儲かる

もちろん、これらのメーカーの社長などは依存性を理解しているので自社製品は食べないという話もあったりします。

 

糖化とは?

糖質を取りすぎると体で糖化という反応が起こり、老化を促進してしまう。
AGEs(最終糖化産物)という物質が分泌される。早く老けてしまいます。

また、活性酸素により血管や内臓などが傷つき生活習慣病の原因なったりコラーゲンの減少により肌張りや髪艶もなくなり肌のシワ、シミ、たるみ、抜け毛などの外見を老化を促進させてしまう可能性があります。

 

原料の問題点

原料であるトウモロコシは遺伝子組み換えのものがほとんどでアレルギー反応を起こしたり、ガンなどの腫瘍の原因となる可能性があります。

 

果物の果糖は問題ない?

果物には食物繊維などのあるので血糖値の急上昇は見られない。
ただし、品種改良などされているものには注意をしてください。
もちろん、食べすぎには注意。

糖化対策

  • 出来るだけ果糖液糖含有製品を食べない
  • 食物繊維を同時に摂取しインスリンの分泌を抑制
  • 1日15分の運動
  • ビタミンD
  • ラクトフェリン

 

まとめ

果糖液糖は吸収が早く取りすぎると太りやすく、インスリンの分泌量も多くなる。
また糖化により外見の老化も促進させてしまう可能性があるので
人工的な甘みには頼らずにできるだけ自然な形で甘み、糖質を取ることをお勧めします。